【IT x 転職】20代で転職するときのポイント5つ

こんにちはまっしーです。

最初の記事は「転職」について書こうと思います。特に20代での転職。僕自身、20代で2回の転職を経験していますが、当時、決心するのに本当に悩んだ記憶があります。「せっかく入った会社辞めて良いものか」「転職先はどう選んだら良いのだろう…」「次の会社でうまく行かなかったらどうしようか」など、色々思い巡らせていました。

今回の記事では、過去のボクと同じような悩みを抱えている皆様むけに、不安を少しでも解消できるような内容を書いていきたいと思います。

 

アジェンダ

  1. 転職しようか悩んでいる?皆の転職理由を考えよう
  2. 20代で転職するメリット
  3. 20代が転職する前にすべきこと
  4. おすすめの転職先(業界)
  5. 会社選びのコツ

 

① 転職しようか悩んでいる?皆の転職理由を考えよう

まずは「転職理由」について。

多くの方が不安に思っていることは「こんな理由で転職して良いのだろうか」かと思います。

個人的な結論…「全然、何でもOK」です!!

 

皆様が感じているその「不安」は、分解するとこのような想いになるのではないでしょうか。

・会社に迷惑ではないか、なんて言って辞めようか

・親や奥さんになんて言われるか分からない

・転職活動でなんて言えばいいだろうか

要は「誰かに言うときに納得してもらえる理由かどうか分からない」ということではないですか?

うんうん、よくわかります。

 

それについては、「本音の理由」「対外的な理由」を2つ作ってしまえばいいんです。

参考までに、ボクが転職したときの理由を書いてみますね。

「本音の理由」

→会社が遠くて満員電車がつらい

→飲み会が多くていつも眠いのが嫌だ

→出張で土日が被るとゴルフいけなくなるから嫌だ

→業界が地味で友達に自慢できるような会社でもないから嫌だ

「対外的な理由」

→奥さんとの時間を大切にしたいので地元で働きたい(ちょうど結婚する時期でした)

→長期的なキャリアを考えて、IT業界にチャレンジしたい

 

…..笑っちゃうくらい、しょーもない理由だし、両者で全く違いますね(笑)

でもこんな感じで本当に全然良いと思います。ビジネスマンである前に人間だもの!

 

一つ注意点は、「転職の面接で本音を絶対に言わない」です。

「本音の理由」は多くの場合「自己中心的な理由」または「人のせいにしている理由」が多く、面接の場ではマイナス評価になるケースが多いからです。

面接官とどんなに仲良くなっても、絶対に言わないことをオススメします。

 

② 20代で転職するメリット

これは個人的には3つあると思っています。

(1)異業界への転職でもそこからキャリアを強くすることができる

(2)ポテンシャルだけで転職することができる

(3)待遇を落とすことなく異業界にチャレンジできる

 

まず(1)についてですが、

30代になってしまうと、どうしても「最初からいた人」に勝つのことが難しくなってきます。(当然不可能ではありませんが相当な努力が必要になるとおもいます)

それは、「知識・経験」についてもそうですし、どうしても逆転が難しいのが「会社の中でのチャンネルの多さ」です。「新人のときにお世話になりました〜〜」みたいな繋がりはやっぱり大切ですが、30代以降で入社するとそういった繋がりは難しくなってきますね。

そういう点で、20代で転職すると「会社の中でのチャンネル」も、「最初からいた人」に負けないほどに、しっかり構築できるのではと思います。

 

次に(2)についてです。

転職のノウハウを学ぶ際に、よく「Can」と「Will」という表現が使われます。

Can:今できること → すぐに貢献できること

Will:これからやりたいこと → 今はできないがやりたいこと

 

20代で転職する場合、「Can」のアピールはほぼ不要で、「Will」の可能性だけで転職成功できます。これホントです。

実際ボクは27歳のときに「製造業」→「IT」に転職しましたが、あまりに業界や働き方が違ったために「Can」でアピールすることをあきらめ、「Will」のアピールだけに注力し転職成功しています。

つまり、「今はできませんが絶対やります!」のアピール、もっと言うと「絶対やります!」のところをしっかり深堀してアピールすることで、全く異業界でも転職成功できるということですね。

 

最後に(3)について。

これは転職元と転職先の企業の規模などにもよるので、一概には言えない内容かとは思います。しかし、ボクは実際「一切待遇を落とすことなく」異業界へ転職しました。(会社の規模は同じくらいの会社です)

「転職」というと「待遇アップ」を期待してしまいますが、異業界へのチャレンジでそれを成功させるのは非常に難しいと思います。特に30代になってからはほぼ不可能だと思います。

しかし20代での転職では、ポテンシャルさえ感じさせれば「待遇を一切落とすことなく」転職することができるのです。

業界を変えたい20代のアナタ、転職するのは今しかない!!

 

③ 20代が転職する前にすべきこと

個人的に絶対やってほしいステップがあります。

それは「絶対なりたくない状態を具体的にイメージする」→「原因になっているポイント、ベスト3を作る」です。

目的は「ジブンがどうしても嫌なこと」を、項目として整理することです。ポイントは「状態」をなるべく具体的にイメージすること。つまり「働き方」「関わる人」「もらえる給料」など総合的に網羅する形でイメージするんです。

 

ちょっとイメージが難しいと思うので例を出すと…

→この日は飲み会で帰りは午前0時。当然、新婚の奥さんに「おかえり」など言ってもらえず、なるべく物音を立てないようにお風呂を済ませる。どうも居心地の悪いダブルベッドに入ると、奥さんは向こう側に寝返り。なんとも寂しい思いで午前1時頃就寝。

翌朝は6時に起床。5時間寝られたのでまあ良いかと思いつつ、とりあえずバナナだけ食べて出社。通勤時間は約1時間で45分は満員電車だ。座りたいが座れるわけもなく、つり革に掴まった腕を枕になんとなく目を瞑る。ああ、今日は嫌な会議があることを思い出してしまった。。。

 

もう…誰もが「嫌だと感じる状態」ではないでしょうか。(笑)

こういう形で具体的に「状態」をイメージしてみた後で、「原因となっているポイント」を探してみるんです。上の例だと赤字の部分ですかね。さらに、「嫌な会議」など会社を変えてもどうにもならない項目は除外し、その中で特に改善したいポイントを3つ書き出してみます。

→①飲み会で帰りは午前0時 ②翌朝は6時起床 ③45分は満員電車

 

そうすると何となく、「どういう会社に転職すると幸せになれそうか」が見えてきますよね。「ジブンがどうしても嫌なこと」が整理できていない方、絶対一度はやってみてください!

 

④ おすすめの転職先(業界)

転職先の業界で悩んでいる方も多いかと思います。この記事では以下のポイントで記載したいと思います。

・採用されやすい業界かどうか

・給料が上がりやすい業界かどうか

・キャリアを描ける業界かどうか

 

個人的には「IT」一択だと思っています。(まあ、ジブンがいるのもありますww)

ITの特にエンジニアはどの会社も人材不足です。20代前半であれば全くの未経験でも採用されます。20代後半でも個人でプログラミングを少し学習した経験があれば、全くの異業界からでも転職成功できるのではないでしょうか。

給料について、これは大変申し訳ないですが「会社による」としか言いようが無いですね。しかしながら、私が今いるような外資系のIT企業では、職種問わず平均年収を大きく超えることが可能です。外資系への転職については今後記事を書いていきますね。

IT業界にいれば、キャリアも比較的自由に描けるのではと思います。なぜなら、「転職を繰り返してキャリアを作れる」=「会社に依存しないキャリアが作れる」からです。これは特に外資系で顕著です。

終身雇用制度がほぼ崩壊している今のニッポンでは、会社に依存しない働き方が求められます。そういった社会背景にもマッチしたキャリアが描きやすいのかなと思います。「外資系IT企業でのキャリア形成」についても今後記事を書いていきます。

 

⑤ 会社選びのコツ(IT業界)

私は「SIer」と呼ばれる会社からキャリアをスタートしたほうが良いと思っています。

大きいところだと「NEC」「富士通」「NTTデータ」などがそれに当たりますが、もっと小さい会社も含め、星の数かそれ以上に(笑)にあると思います。

実際私は、IT業界でのキャリアをSIerでスタートし、の後に外資系企業に転職しました。振り返ってみると、最初のキャリアがSIerでホントに良かったと思っています。

 

特に営業職である場合、理由は以下のとおりです。

 ・ITのすべての領域を扱うことができるので、幅広く知識がつく

 ・↑のため、ジブンの興味ある分野を知ったうえで専門性の高い会社へステップアップできる

 ・自社商材を持たない会社が多いので、「モノ売り営業」のスタンスから脱却できる

 

ITと言っても非常に幅広いです。面接の際に確認すべきですが、会社によっては領域を問わずに商材として扱えます。そうすると、すべての領域で浅く広く知識を身に付けることができ、その後のキャリア形成の幅が広がります。

さらに、ジブンが興味ある分野についても同時に知ることができ、その後のキャリア選択でミスをする可能性が低くなるのではと思います。

また、営業あれば、「モノ売り営業」から脱却できます。扱う商材が多いため、まずはお客様のニーズを正確に把握する必要があるためです。そうすると、自然と「モノを売り込む営業」から「お客様の話をしっかり聞く営業」にスタンスが変わってくるのです。

 

少し話はそれますが…

現在は、ネットに情報が溢れてますし、ほとんどの「モノ」は誰でもすぐに変えてしまう時代です。テスラのように車もネットで買えてしまいますからね。つまり「モノ」を売るのに営業はいらない時代です。

であれば、これからの営業は、「モノ」を購入する前段階の「よくわからない状態」を解決してあげられる存在でなければならないのです。

 

要するに「SIerで営業を経験すると、時代に沿った営業スタイルが身につきやすい」ということが伝えたかったのです。ただ、色々な会社があるのでしっかり見極める必要はありますね。

 

まとめ

「20代で転職するときのポイント」をつらつら書いてきました。ジブンが相当悩んだので、同じような状況にある方に少しでも参考になれば嬉しいです。

こんな感じで、のんびりと週1回のペースで記事更新しますので、ぜひ見てください!